▼「YouTubeがSEOに強い」と煽るコンサルに騙されない見分け方
この記事は、イーンスパイア株式会社の横田秀珠さんの記事ですが、 まさに僕も思っていたことです。
誰かが『2014年は、YouTubeの時代なのです!
なぜなら、YouTubeは検索で上位に表示されやすいのです!(ドヤ)』
・・と言い始めたので、
『魔法のSEO対策キタ!!!!』と 真に受けてしまっている人も多いです。
しかしこれは、(僕の実際の運用経験から)半分正解で、半分ウソです。
確かにYouTube動画は上位に上がりやすいけど、
所詮、競争率の高いキーワードでは 動画でも上がりません。
よって、競争率の低いキーワードを攻めることになります。
だけど、それだったらYouTubeだろうとブログだろうと同じことです。
YouTubeが上位に上がっても『サル山の大将』になるケース
僕だって「淳ちゃんねる」で検索すればYouTubeが上位に来るけど、
同じようにアメブロもTwitterも独自ドメインも 全部上位に上がってます。
そして、誰が「淳ちゃんねる」というマイナーすぎるキーワードで検索をするんだ、という話です。
月間5回しか検索されないキーワードで 一生懸命1位を証明しても意味がなく、
そのくらい競争率が低いキーワードならば、あえて動画じゃなくても ブログでも十分、上がるのです。
『YouTube動画が、「淳ちゃんねる」で1位に上がっているのです!!!ほら、YouTubeは検索に強いでしょう?』
・・と言ったところで、サル山の大将を自ら露呈してしまった結果になります。(苦笑)
地域ビジネスやニッチ系ならばYouTubeでのSEOは有効
とは言え、
地域ビジネスやニッチなビジネスをやっている人であればYouTubeは飛び道具に使えます。
地域名やニッチ系など、マイナーで大手が攻めていない競争率の低いキーワードなら
YouTubeが圧勝できる可能性も高いので、戦略に取り入れる余地はあります。
(それでも、上位に上がっても動画は あんまりクリックされませんが。)
大量物量作戦でロングテールを狙うYouTube SEO
あと、
大手が面倒くさくてやらないような、
マイナーキーワードで500個ぐらい大量動画生産して、ローラー作戦をするのも面白いと思います。
たとえば 「BOSS OD-3」みたいな、
楽器のエフェクターの型番キーワードを全部YouTubeのレビュー動画で制覇して500個くらい支配するとか、
楽器屋さんがやれば驚異的かもしれません。
(誰かやらないかな?)
結論
いずれにしろYouTubeの本当の強みを「SEO効果です」と言っているような人であれば、
おそらくYouTubeの機能の5%くらいしか理解していない自称コンサルだと思いますので、注意が必要です。
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