僕の運営しているYouTubeチャンネルで、
楽器のベース講座のチャンネルがあるのですが
2014年春に、チャンネルの登録者数が6000人になりました。
それまでのYouTubeチャンネル運営の試行錯誤の経験から、
「チャンネル登録者数が増えるコツ」についてお話しします。
- 登録者100万人超えの一流YouTuberもやっている、チャンネル登録促進の定石とは?
- 海外の人も楽しめる非言語(ノンバーバル)な動画がヒットした
- YouTube人口が多いジャンルとは?
- シリーズ作品のヒットとチャンネル登録者数の関係
- YouTubeはソーシャルなので、「売り込み」をしない
- 見た目で差別化して最初のインパクトを与える方法
などなど。
(0)チャンネル登録を促進するYouTubeの「定石」とは?
チャンネル登録を促進するための定石があります。
それは、
動画の最後に「チャンネル登録はこちらをクリック!」と、
直接アナウンスすることです。
これはシンプルな手法ですが、強力な効果があります。
有名ユーチューバー(YouTuber)という人達の 誰もがやっている手法です。
(例)
▲日本一の登録者数「HIKAKIN TV」チャンネル登録130万人以上
▲僕がよく参考にしている「KAZUYA CHANNEL」登録者数18万人以上
しかし、
実は僕は、「チャンネル登録はこちら」のような促進を、一度もやった事がありません。
その他、
「チャンネル登録してくれた方には無料プレゼント!」
などの促進活動もしたことはありません
・・にも関わらず、
なぜチャンネル登録者さんが増えてくれたのか?
その要因について分析してお話しします。
1.海外のYouTube視聴者がたくさん登録している
実は、
登録者のおよそ半分近くが、海外の視聴者さんだという事がわかりました。
▼日本以外の国からは、数多くの国からロングテール状に登録されているようです
なぜ、日本語のチャンネルなのに海外の視聴者さんが登録してくれているのか?
それは、
カメラの視点やアングルを工夫して、
「映像を見て動きを真似すれば、やり方がわかる」という動画を作っていたから
と考えられます。
つまり、言葉が分からなくても理解できるような
ノンバーバルな動画を作ることによって海外の視聴者さんを獲得できたという事です。
2.YouTubeを頻繁に利用している層がいるジャンルだった
YouTubeにおいて「楽器演奏」というジャンルは、
演奏解説ビデオや、演奏そのもののビデオ、アーティストのPVなど
たくさんの動画が投稿されています。
それを見る目的で、YouTubeを普段から日常的に利用している層の人が多いです。
ですから、
ベースの演奏方法について解説する動画チャンネルを運営した場合、
チャンネル登録をしてくれる可能性がある方がたくさんいます。
3.「続きモノ」(シリーズ作)がヒットした
ヒットした動画の中には
「続きモノ」つまり「シリーズ作品」が多くあります。
続きモノという事は、
まだまだこれから先「第2回、第3回・・」と、更新されていく事が想像されます。
シリーズものが気に入ってくれた視聴者の方は、
「この先も新しい動画を見たいな」
と思った視聴者さんは、チャンネル登録をしてくれる可能性が高くなります。
4.売り込まない
これはとても重要です。
私はベースのレッスン講師でもあるので、
当然、普段はメルマガ等では
- 「レッスン」の募集であったり、
- 「通信講座」の受講者募集なども告知しています。
しかし、
一般公開のYouTube動画では、それらの「売り込み」を一切していません。
YouTubeというのはソーシャルメディア的な性格が強いので、
売り込みばかりしている投稿者が嫌われます。
僕の場合、YouTubeでは一切売り込みをせず、
ファンを募ることに集中してきました。
レッスンの募集などは、メルマガのみで行っています。
そのように、
YouTubeはYouTubeの役割、メルマガはメルマガの役割として
きっちりと分けて考えることをおすすめします。
5.「見た目」で他の競合チャンネルと差別化した
「人は見た目の第一印象で8割を判断する」と言われていますが、
YouTubeチャンネルでも同じような事が言えます。
私は、YouTubeを始める際に、まず徹底して他のライバルをリサーチしました。
すると、
99%の楽器レッスンのチャンネルは、
講師が正面を向いて撮影している形式ばかりでした。
▼よくある「楽器レッスン系動画」の撮影方法
そこで私は、
視聴者さんが 演奏者の視点でビデオを見られるように、
カメラアングルを調整して
「演奏者ビュー」という独自の視点でビデオを作ることをコンセプトにしました。
▼「演奏者ビュー」を考案
そうすると、他のチャンネルとは見た目と視認性の面から
明らかに違いが分かったので、
「このチャンネルは他と明らかに違う」という最初の印象を与え、
チャンネル登録者数の増加につながったと考えています。
以上、
これが、チャンネル登録者数の増えた要因でした。
- 海外の人も楽しめる(ノンバーバル)
- YouTube人口が多いジャンル
- シリーズ作がヒット
- 売り込みをしない
- 見た目で最初のインパクトを与える
あなたのこれからのYouTubeビジネス活用のヒントになれば幸いです。